「疲労 (材料)」の版間の差分

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RJANKA (会話 | 投稿記録)
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== 材料の疲労が関与した大事故 ==
<!---多数の死傷者を出した事故--->
* 1842年: [[ヴェルサイユ列車事故]]([[:en:Versailles rail accident|en]])(車軸の破損)
* 1954年: [[デ・ハビランド DH.106 コメット|DH106 コメット]]墜落事故(胴体の破損)
:: 機体設計時に疲労試験を行っていたが、強度試験をした機体で疲労試験も行ってしまったため応力集中部が塑性硬化を起こし、疲労強度が大きくなり、実際の使用条件に対して寿命を1桁大きく見積もってしまった。[[コメット連続墜落事故]]も参照。
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* 1989年: [[ユナイテッド航空232便不時着事故]](エンジンファンの破損)
:: 部品を製造した直後から割れが進行していたにもかかわらず検査によって検出できなかった。
* 1992年: [[エルアル航空貨物機1862便墜落事故]](エンジン接続ピンの破損)
* 1994年: 韓国[[聖水大橋]]崩落事故(鋼材接続ピンおよび溶接部の破損)
:: 検査によって溶接不良を確認していたにもかかわらず放置され、交通量の増大によって急激に疲労が進んでしまった。