「クロサイ」の版間の差分

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藪地に生息するが、山地の森林に生息することもある<ref name="fn3"/>。ンゴロンゴロの個体群ではオス26,000[[ヘクタール]]、メス259-4400ヘクタールの行動圏内で生活する<ref name="fn3"/>。[[薄明薄暮性]]で、昼間は木陰などで休む<ref name="fn3"/>。単独で生活するが、以前は約10頭からなる小規模な群れを形成することもあった<ref name="fn3"/>。水浴びを好むが、乾季には泥浴びも行う<ref name="fn3"/>。危険を感じると突進し威嚇することもある<ref name="fn3"/>。走行速度は時速50キロメートルに達する<ref name="fn3"/>。時には母娘で集団をつくっていることもある。
 
食性は植物食で、主に低木の葉を食べるが、[[草本|草]]も食べる<ref name="fn3"/>。この食性は木質の植物を減らし、他の動物にも食べやすい草を増やすことにつながっている{{要出典|date=2010年12月}}。彼らの[[皮膚]]の隙間には多数の[[寄生虫]]が住み着いているが、サイと[[共生]]している[[ウシツツキ]]や[[サギ]]がこれを食べる。
 
[[交尾]]は季節によらず行われるが、出産は[[雨季]]の終わりの乾燥した環境で行われることが多い。妊娠期間は15か月<ref name="fn1"/><ref name="fn3"/>。1回に1頭の幼獣を2-3年に1回だけ産む<ref name="fn3"/>。授乳期間は1年だが、幼獣は母親が次の幼獣を産む前まで一緒に行動する<ref name="fn3"/>。子供は[[ハイエナ]]や[[ライオン]]の絶好の標的となる。オスは生後7-9年、メスは生後3-4年で性成熟し、寿命は40年以上と考えられている<ref name="fn3"/>。