「ウェブスター辞典」の版間の差分

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龍伯 (会話 | 投稿記録)
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==== 1844年版 ====
ウェブスターが他界すると、相続人が1841年改訂版の未[[製本]]分を[[マサチューセッツ州]][[アマースト (マサチューセッツ州)|アマースト]]のJ・S&C・アダムス社に売却。同社は[[1844年]]、少数ながら製本・発行を手掛けた。しかし、[[価格]]が15ドルと余りに高価だったため売れず、売却を決断するに至った。結局、[[マサチューセッツ州]][[スプリングフィールド (マサチューセッツ州)|スプリングフィールド]]のジョージ&チャールズ・メリアム社がJ・S&C・アダムス社から諸権利を買収<ref>[http://mobile.masslive.com/advmasslive/db_96659/contentdetail.htm?contentguid=bjieKlGe&detailindex=2&pn=0&ps=5&full=true "G&C Merriam: Where the words of Noah Webster lived and thrived" Wayne Phaneuf, ''The Republican'']</ref>。
 
[[エミリー・ディキンソン]]が[[詩]]作の際用いた事でも知られ<ref>[http://edl.byu.edu/index.php Emily Dickinson Lexicon]</ref>、その生涯と作品を読み解く上で必須とされてきた。長年にわたり「唯一の仲間」と評したためである。ある[[伝記]][[作家]]に至っては、「彼女にとって(1844年版ウェブスター)辞典はただの[[参考書]]ではなく、[[牧師]]の[[日禱書]]として読んでいたのである。隅から隅まで、ページというページを只管」とまで言わしめている<ref>Jed Deppman, "'I Could Not Have Defined the Change': Rereading Dickinson's Definition Poetry," ''Emily Dickinson Journal,'' Volume 11, Number 1, 2002, pp. 49–80 {{doi|10.1353/edj.2002.0005}}; Martha Dickinson Bianchi, ''The life and letters of Emily Dickinson'' (1924) p 80 for quote</ref>。