「重戦車」の版間の差分

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ソ連軍は戦後しばらく[[IS-3]]及び[[T-10 (戦車)|T-10]]と、[[T-54]]/[[T-55|55]]や[[T-62]]などの中戦車を並行して開発、配備した。その後しだいに対[[西側諸国]]の技術的優位を失う中で、1970年代に[[T-64]]や[[T-72]]などの主力戦車に一本化した。
 
中戦車をベースに発達した主力戦車だったが、現在の戦後第3.5世代戦車は120mm口径以上の大型砲と、敵戦車の同級の火砲や[[対戦車ミサイル]]に耐えうる重装甲を備えた、むしろかつての重戦車に近い形態となっており、重量も55~70tに達している。エンジンの高出力化などによってカタログデータ上では十分な機動性は確保されているものの、実際には路面状況や架橋、輸送などの問題からほとんど運用上の限界に達しており、新戦車開発の停滞の大きな要因となっている。
 
== 主な重戦車 ==