「名鉄5500系電車」の版間の差分

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短編成の機動力と、冷房付クロスシート車という接客設備の良好さ、パノラマカー系列各車との機器互換性などの好条件が重なって、車齢40年に達してもなお第一線で運用されていた。(ただし前面の貫通扉は気密性が悪く、運転席への風流入を防ぐため扉と車体の隙間を内側から布テープで塞いでいた)だが、[[2000年]]9月11日の[[東海豪雨]]で[[新川検車区]]が水没し、ここで被災した5505Fの[[廃車 (鉄道)|廃車]]<ref>当初は復旧を試みたが、水没で損傷した重要部品が入手不可能と判明して断念。この事が当系列の廃車を促進した理由と言われている。これ以前の置き換え計画では7000系全廃後の廃車が予定されていた。なお、当系列は登場直後の[[伊勢湾台風]](1959年9月)の際も同様の水害に遭っている。</ref>が引き金となって翌年から新型車への置き換え対象となり、2005年1月29日のダイヤ改正をもって全車引退となった。全車引退前には2両編成のみ3本が残り、4両編成は2002年の300系就役と入れ替わりに消滅している。
 
廃車後は、登場時の車体塗装に戻していた5517号の前頭(運転台)部分のみを[[舞木定期検査場]]で保管しているが、他は全て解体されている。
 
==== 復活塗装 ====