「印旛沼」の版間の差分

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1960年代以降、流域人口の増加に伴い印旛沼の水質指標は悪化し、[[水質汚染]]は[[手賀沼]]に次ぐ全国有数のレベルになった(近年は手賀沼のほうが水質指標は若干良好である)。1980年代までの印旛沼は北部よりも西部のほうが水質が悪く、西部では[[1984年]]([[昭和]]59年)に [[化学的酸素要求量|COD]] 年平均が過去最悪を記録 (13 mg/l) を記録するが、下水道整備などの対策の結果 [[1990年]]([[平成]]2年)ごろには 8 mg/l ほどまで改善する。一方、北部の水質汚染はゆるやかに進み、1990年(平成2年)ごろには西部と同じレベルに達する。
 
その後は、西部、北部ともに再び水質が悪化し、[[1994年]](平成6年)には北部で COD 年平均の過去最悪タイ (13 mg/l) を記録してしまう。現在では多少は改善しているものの、[[環境省]]の定める[[環境基準]](印旛沼の場合 3 mg/l)には遠く及ばない。依然として COD 年平均が 10 mg/l 前後、[[2011年]](平成23年)、[[2012年]](平成24年)は 11 mg/l であり、全国トップである(手賀沼は 9.3 mg/l で2位)[http://www.pref.chiba.lg.jp/suiho/kasentou/inbanuma/kounoudo.html]。
 
*CODの経年変化(単位:mg/l)※環境省の定める環境基準では 3 mg/l となっている。
{| class="wikitable"
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!年!!8!!9!!10!!11!!12!!13!!14!!15!!16!!17!!18!!19!!20!!21!!22!!23!!24
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!上水道取水口(佐倉市)
|11.0||11.0||10.0||12.0||10.0||9.5||9.1||8.6||9.4||8.1||8.6||11||8.5||8.6||8.9||11||11
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!北印旛沼中央