「背景独立性」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Frozen-mikan (会話 | 投稿記録)
22行目:
普通、[[弦理論]]は、固定した背景の下で[[摂動#摂動論|摂動論]]として定式化される。この方法により定義される理論が、背景不変であることが可能である場合、もし可能であったとしても、明確ではない.明確に背景独立な形で弦理論を定式化しようとするひとつの試みが、[[弦の場の理論]]であるが、これを理解しようとする中で、いくらかの進展がある.
 
別なアプローチとして{{仮リンク|[[AdS/CFT|en|AdS/CFT}}]]双対という考え方があり、{{仮リンク|反ドジッター空間|en|anti-de Sitter}}近似の時空の中に、弦理論の完全な非摂動論的な定義が可能であると信じる考え方もある。もしそうであれば、このことが完全な背景独立性をもつ理論の[[超選択則|超選択セクター]]の一種を記述する可能性がある。任意の時空の背景を持つ理論の完全な非摂動論的な定義はまだ完成してない。
 
トポロジカルチェインジは、[[弦理論]]の中で確立されている過程である。