「サンタレン (ブラジル)」の版間の差分

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'''サンタレン'''(Santarém)は、[[ブラジル]]の都市。人口276665276,665人(2009年)。ブラジル北部、[[パラー州]]に位置し、[[アマゾン川]]に面する港湾都市である。ブラジルのアマゾン川本流域においては[[ベレン (パラー州)|ベレン]]、[[マナウス]]に次ぐ第3の都市である。
 
タパジョース川とアマゾン川の合流地点にある。この地はかつて[[インディオ]]の1部族であるタパジョース族の本拠地であった。その後、ポルトガルからの移民が[[1661年]][[6月22日]]にここに街を作り、[[ポルトガル]]本国の[[サンタレン]]の街から名を取って同じ名をこの街につけた。サンタレンの町には[[カトリック教会|ローマカトリック]]の[[司座]]が置かれている。サンタレンにあるマエストロ・ウィルソン・フォンセカ空港は、アマゾン地域の交通の重要拠点であると同時に、国内各地に定期便が就航している。また、アマゾン川をさかのぼる定期客船はすべてこの町に寄港する。
 
サンタレンはアマゾン河口のベレンと中流域のマナウスの中間地点に位置し、アマゾン下流域で重要な地域市場の中心地である。市の経済は農業、牧畜、鉱業を主な産業としている。サンタレンは、[[ゴム]]採集、[[コーヒー]]、[[金]]鉱などで数回のブームの盛衰を経験してきた。現在では、この周辺では[[大豆]]栽培がさかんになりつつある。パラー州は巨大すぎるため、州を東西に分割する案が提唱されており、この案で誕生する西部新州はタパジョース州と呼ばれ、サンタレンを州都とすることになっている。