「クロスフィンガリング」の版間の差分

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全てのトーンホールを閉じてから、歌口と反対側の方からトーンホールをひとつずつ順に開けていくと、管内部で共振する気柱の長さが短くなって周波数が上がっていき、下記のようにニ長調の[[音階]]が出せる。●が閉じるトーンホール、○が開けるトーンホールである。
<B>
 
歌口  トーンホール  [[階名]]  [[音名]]
◯   ●●●●●●   ド  (D4)
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◯   ●●○○○○   ソ  (A4)
◯   ●○○○○○   ラ  (B4)
◯   ○○○○○○   シ  (C#5)</B>
 
しかし、例えば「ファの#」や「ラの♭」を出したいと思っても、直接出せるトーンホールはない。そこで、次のようにする。
<B>
 
<span style="color:#aaa"> ◯   ●●●○○○   ファ (G4)</span>
◯   ●●○●●●   ファ#(G#4)
<span style="color:#aaa"> ◯   ●●○○○○   ソ  (A4)</span>
◯   ●○●●●○   ラ♭ (B♭4)
<span style="color:#aaa"> ◯   ●○○○○○   ラ  (B4)</span></B>
 
このように、出したい音より半音上のトーンホールを開き、下流側のトーンホールをいくつか閉じて[[音程]]を調節するような指使いを、指の動きが交差することから「'''クロスフィンガリング'''」という。