「キセノン」の版間の差分
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[[キセノン135]]は[[中性子]]を吸収する能力(中性子吸収能)があり、[[原子力発電]]の分野では「[[毒物質_(原子力)|毒物質]]」(原子炉の制御を難しくする物質)として働く。[[核分裂生成物]]として発生したキセノン135による[[キセノンオーバーライド]]は[[原子炉]]の制御に大きな影響を与える。地下核実験では時間が経つにつれて大気中に[[キセノン133]]が放出されるので実験の成功・失敗の判断の一部にキセノン133の大気中への放出を調べることがある。
XMASS検出器では、[[ダークマター]]を検出するために-100 {{℃}}の液体キセノンで満たしたセンサーが用いられる。ダークマターがキセノン原子核と衝突して放つシンチレーション光を光電子増倍管で補捉する仕組みで、東京大学の神岡宇宙素粒子研究施設で2011年春から稼動予定であった<ref>http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/xmass/index.html</ref><ref>http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20100212-OYT1T00164.htm</ref>が、2010年からの試運転の結果、検出器を構成する素材が予想外に多くのバックグランドを含んでいることが判明、そのバックグランドを減らし2013年11月の再運転を目指す為改修中
== 化合物 ==
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