「広島弁」の版間の差分

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474行目:
; ~なかった:~だった。「大きなかった。(大きかった。)」
; なかろーもー:→ '''もー'''
; なげる:放っておくの意。ゴミを捨てる時は「ゴミを投げる」と言う。「そがなもん、投げとけ(そのような物は、放っておけ)」(西部)
; なして:なぜ、どうして。「なしてそがぁなことをしたん?(なんでそんなことをしたの?)」(県北・西部)
; ~なのにから:~なのに。
492行目:
; ○○にゃぁ:~しないと(ダメ)。見にゃぁ(見ないと)、食べにゃぁ(食べないと)、せにゃぁ(しないと)。
; ぬくい:ぬきい、とも。暖かいという意味。「昨日はぬくかったのに、今日はさみいわぁ」(昨日は暖かかったのに、今日は寒いなあ)
; ぬぶ:伸びる。「髪がぬぶ(髪が伸びる」、「草がぬぶ(草が伸びる
; ねき:そばの意(人間関係的な近さも表すか?)。「火のねきに行くなよ(火の側にいくなよ)」(西部)
; ねと:すぐそばの意「そのねとへ置いてぇてください(その近くに置いてください)」(県北・西部)
; ねと:根元「木のねと切っとき」
; ねぶる:寝る。
; ねぶたい:寝むい。「ぶちねぶたい(凄く眠たい)」(西部)
; ねぶる(舐る):なめる。「犬にねぶられたぁや(犬になめられたよ)」(西部)
; ねま:寝床、布団。「ねまぁひいたか?(布団ひいたか?)」
503行目:
; ~の:~人、~な奴、の意味だが、語尾のみに付ける。標準語では例えば「嬉しいの」と形容詞の後に付いたり「嬉しいの?」動詞の後に付いて質問形となるが、広島弁で「~の」を使う時は「嬉しげなの(はしゃいでる人、奴)」、「生意気なの(生意気な奴)」となる。
; ノウクリ:[[ドチザメ]]。海岸部では湯引きして、酢味噌で食用にする。
; のかす、のく、のける:人間がどく(動く、動かす)場合と物を動かす時と両方使う。「ちーと掃除するけぇ、そこの机のけといてくれん?(ちょっと掃除するから、そこの机をどけておいてくれる?)」
; のる:「の」にアクセントがある。下を向いているときに顔を上に上げる動作。背筋を伸ばすことという意味もある。「のって食べんさい(背筋を伸ばして食べなさい)。」
; ~のん:~でない、という意味の否定。「死なんのん(死なない)」「生きんのん(生きないの)」「食べんのん(食べないの)」。