「ワーシャル–フロイド法」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Addbot (会話 | 投稿記録)
m ボット: 言語間リンク 18 件をウィキデータ上の d:q1047576 に転記
109行目:
* 有向グラフでの最短経路を求める(フロイドのアルゴリズム)。この場合、全エッジの重みを同じ正の値に設定する。通常、1 を設定するので、ある経路の重みはその経路上にあるエッジの数を表す。
* 有向グラフでの[[推移閉包]]を求める(ワーシャルのアルゴリズム)。[[スティーブン・ワーシャル]]の元々のアルゴリズムでは、重み無しのグラフであり、[[ブーリアン]]の隣接行列が使用されていた。そのため、加算の代わりに[[論理積]](AND)が使われ、最小を求めるには[[論理和]](OR)が使用されていた。
* ある[[有限オートマトン]]により受容される[[正規言語]]記述されたする[[正規表現]]を探す(クリーネのアルゴリズム)。
* [[実数]]の[[行列]]の[[正則行列|逆行列]]を求める(Gauss-Jordan elimination)。
* 最適ルーティング。ネットワーク上の2つのノード間で通信量が最大な経路を求めるといった用途がある。そのためには上掲の擬似コードのように最小を求めるのではなく最大を求めるようにする。エッジの重みは通信量の上限を表す。経路の重みはボトルネックによって決まる。したがって上掲の擬似コードでの加算操作は最小を求める操作に置き換えられる。