「尤度比検定」の版間の差分

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'''尤度比検定'''(ゆうどひけんてい)とは、[[尤度比]]を検定統計量として行う[[統計学的検定]]の総称である。この場合の尤度比とは、[[帰無仮説]]が成り立つとした条件下での[[尤度関数]]の最大値を、その条件がない場合の尤度関数の最大値で割った比をいう。この比を Λ とし、帰無仮説が成り立つとすると、普通の[[確率分布]]族に対して、 −2 log Λ が特に便利な漸近的分布となる。[[Z検定]]{{要出典|date=2013年5月}}、[[F検定]]{{要出典|date=2013年5月}}、[[ピアソンのカイ二乗検定]]、[[G検定]] など多くの普通用いられる検定法は、尤度比の[[対数]](対数尤度)を用いた検定、もしくはそれの近似とみることができる。
 
これらの近似は[[コンピュータ]]がなかった時代には非常に有用であったが、現在は他の方法が正確で有用な場合もある。