「ガリラヤ湖」の版間の差分

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== 概要 ==
周囲53キロメートル、南北に21キロメートル、東西に13キロメートルの大きさであり、166平方キロメートルの面積を持つ。最大深度は43m。海抜マイナス213mで、湖としては[[死海]]につぐ海抜の低さを誇る<ref>淡水湖としては湖面の海抜が世界一低い。</ref>。ローマ帝国統治時代に用いられた呼び名に由来する「'''ティベリアス湖'''」とも呼ばれる。[[イエス・キリスト]]ゆかりの場所としても有名。
 
伝統的には「ガリラヤの海」など「海」と呼ばれることもあったが、純粋な淡水湖である。ガリラヤ湖という名前は湖がある[[ガリラヤ]]地方に由来している。近代[[ヘブライ語]]では「ヤム・キネレット」 (ים כנרת or ים כינרת) と呼ばれる。これは湖が[[竪琴]]に似ているためで、竪琴を意味する「キノル」に由来している。[[新約聖書]]の『[[ルカによる福音書]]』5:1では「'''ゲネサレト湖'''」とも呼ばれている。ゲネサレトとは湖の西側にある平原地帯の名であった。[[アラビア語]]では「ティベリアス湖」という意味のアラビア語に置き換えた「ブハイレット・タバリヤ」(بحيرة طبريا)という名前で呼ばれた。[[旧約聖書]]の『[[民数記]]』34:11、『[[ヨシュア記]]』13:27では『キネレト湖』とも呼ばれている。
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現代では、ガリラヤ湖畔は再び観光地としての賑わいを取り戻している。歴史の荒波を乗り切って存続した古都ティベリアには国内外から多くの観光客が訪れている。ガリラヤ湖は観光でにぎわうだけでなく、イエスの時代と変わらず漁業が営まれ、湖岸では[[バナナ]]の栽培なども行われている。
[[ファイル:Sea_of_Galilee_(panoramic_view,_ca._2006).jpg|center|thumb|1050px|ガリラヤ湖]]
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
{{Commons|Sea of Galilee}}