「隆起線文土器」の版間の差分
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'''隆起線文土器'''(りゅうきせんもんどき)は、口縁部や胴の上部に粘土帯をめぐらせる手法で、[[北海道]]や[[南西諸島]]を除く[[縄文時代]][[草創期]]初頭の一群の[[土器]]をいう。
== 概要 ==
器形は丸底や平底の屈曲のない[[深鉢]]形をしており、いずれも小型である。この系統の土器群には、豆粒状の粘土粒を貼り付けたもの、粘土紐を口縁部に直線的や曲線的に巡らせたもの、ヘラ状の道具を用い横方向に引くことによって同じような効果を出すものなどがある。
[[日本列島]]最古の土器とされてきたが、より古い土器の存在が明らかになりつつある。例えば[[無文土器]]、[[豆粒文土器]]、[[爪形文土器]]などである。
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