「ホンダ・P型エンジン」の版間の差分

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NSX GT-1 96 (会話 | 投稿記録)
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== 機構 ==
従来の[[ホンダ・E型エンジン|E型エンジン]]の後継エンジンにあたる、直列3気筒 [[SOHC]] 6バルブ [[クロスフロー]] エンジンである。回転方向は、当時の同社 他型式エンジンと同様に[[時計回|逆時計回り]]<ref>出力取出軸端より見た時の回転方向。[http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html JIS B 8001]による。なおJ型エンジン以降に開発された他型式エンジンは順次逆時計回りに変更されていった。</ref>である。スポーツカー向けのエンジンではなく実用型ではあるが、かなりの[[ショートストローク]]エンジンとなっている。これは軽自動車では車重に比してエンジンの排気量が小さく、他の乗用車用エンジンよりも高い回転域が常用されるために、その回転域での効率を重視したためである。ボアピッチは80mmであり同社の[[直列4気筒]]エンジン[[ホンダ・L型エンジン|L型エンジン]]と同一の80mmじである
 
[[バルブ#内燃機関におけるバルブ|吸・排気バルブ]]はそれぞれ1個で、[[タイミングベルト]]で駆動される[[カムシャフト]]により、[[ロッカーアーム]]を介し開閉される。そのロッカーアームの摺動部には動弁系のフリクションを低減するためにローラー機構を使用している。[[点火プラグ]]が対角の位置に2個ずつ取付けられ、その1つ1つに[[イグニッションコイル|点火コイル]]を装着し、エンジン回転や負荷に応じて最適なタイミングと位相で点火する。[[シリンダーヘッド]]の吸・排気ポートは、[[燃焼室]]内に[[乱流|スワール]]が形成される形状にし、燃焼速度の向上を図っている。[[シリンダーブロック]]は[[アルミニューム|アルミ]]製で、[[シリンダー]]と[[クランクシャフト]]の中心軸がオフセットされ、[[ピストン]]とシリンダー間の摩擦抵抗の低減を図っている。
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== 歴史 ==
*[[2003年]]9月に発表された4代目[[ホンダ・ライフ|ライフ]]に[[自然吸気]]と[[ターボチャージャー|ターボ]]過給のP07A(660cc [[i-DSI]]のP07Aが初めて採用された。
 
== バリエーション ==