「シェロブ」の版間の差分

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Gamera1123 (会話 | 投稿記録)
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かの女はキリス・ウンゴルのトンネルのなかに住み着いており、「黒い恐怖」と呼ばれている。
 
遠い昔、[[中つ国 (トールキン)|中つ国]][[第一紀 (トールキン)|第一紀]]に冥王[[モルゴス]]に協力した[[マイア]](またはそれ以上の別の何かの)・[[ウンゴリアント]]の末裔であり、海の底に沈んだベレリアンドに住んでいた者、恐怖の山々の山中で[[ベレン]]と戦った巨大蜘蛛と同じ個体だという。姉妹や兄弟の中でも、シェロブが最も強大な個体でもあった。ベレンはその恐怖の記憶を決して人には語らなかった。かの女がいかにしてベレリアンドの破滅から逃れ、いかにして孤独な旅を続けた後に[[モルドール]]に逃れたのかはどのような話にも語られていない。ともかく、かの女は[[サウロン]]よりも、バラド=ドゥアの最初の石が置かれるよりも早く[[モルドール]]の地(当時はそう呼ばれていなかったが)に辿り着き、生涯の地とした。
 
シェロブの末裔でありながら食われる運命にあった、シェロブと連れ合いたちとの間に生まれた子孫は谷から谷へと旅立った。かつて[[ビルボ・バギンズ]]が[[闇の森]]で対峙したものも同種であることが『指輪物語』で言及されている。