「日産・スカイラインGT-R」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
148行目:
1990年には[[グループA]]参戦マシンの[[ホモロゲーション]]用モデルとして500台限定でGT-R NISMOが発売され<ref name=GTRWORLDNETR32NISMO>[http://www.gtr-world.net/gt-r/bnr32/bnr32-gtr-nismo.html GT-Rウェブマガジン GTR-WORLD.NET R32GT-R NISMO]</ref>、同年よりR31型スカイラインGTS-Rに替わり参戦した全日本ツーリングカー選手権においてデビューウィンを果たす。参戦初年度でありながら、年間を通して[[ホシノインパル|カルソニックスカイライン]]を代表とするGT-Rの強さを印象付け、世界中で最強を誇っていた[[フォード・シエラ|フォード・シエラRS500]]を全日本選手権から駆逐し日本国内のみならず、日本国外の自動車レースも席巻した。その後、全日本ツーリングカー選手権がFIAのクラス2規格(排気量2,000ccまでの4ドアセダン車両をベースにしたJTCC)で行われることが決定したため[[1993年]]以降は[[全日本GT選手権]]に戦いの場を移すこととなる。ほかにグループAより改造範囲の狭い[[グループN]]に対応するため、主にブレーキ系の性能を向上させたVスペック・VスペックIIが発売されている。
 
車体色のバリエーションはイメージカラーとなるガングレーメタリック(KH2)の他にクリスタルホワイト、ジェットシルバーM、レッドパールM、グレイッシュブルーP、ダークブルーP等、前、中、後期で合計8色販売された。なお当初はダークグリーンM(DH0)での販売も予定されており発売前の販促カタログにも掲載されていたが、色と共に試作車も作られたにもかかわらず<ref group="注釈" name="sisakueve">この試作車は当時の開発メンバーである渡邊衝三が保有しており、イベント会場等で時折その姿を確認できる。また幾つかのメーカーより特別仕様車としてミニカー販売もされている。</ref>、結局このカラーでのGT-Rは販売されなかった。なおこの車体色は中期以降のGTSグレードにて採用されている<ref>採用されたのはGTSグレードであるが、元来はGT-R用の設定色であった。</ref>。
 
==== メカニズムなど ====