「2007年大韓民国大統領選挙」の版間の差分

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== 概要 ==
今回大統領選挙では、韓国大統領選挙史上最多となる12名が立候補したが、事実上、「開かれたウリ党」([[ウリ党]])が改編した与党系政党である[[大統合民主新党]](以下、民主新党)の鄭東泳候補と野党[[セヌリ党|ハンナラ党]]の李明博候補、そして元ハンナラ党総裁の李会昌候補の有力3候補による争いとなった今回の大統領選挙は、「経済再生」を公約に掲げた野党ハンナラ党の李明博候補が鄭東泳候補らを大差で引き離して勝利した。その結果、1997年と2002年の大統領選挙で立て続けに敗北したハンナラ党は10年ぶりに政権を奪還することに成功し、金大中・盧武鉉と2代10年間にわたって続いた進歩主義政権に終止符が打たれた。
 
==主要政党における大統領候補決定過程==
盧大統領の与党であるだったウリ党が改編した政党である大統合民主新党と、野党第1党のハンナラ党における大統領候補決定までについて紹介する。
===大統合民主新党===
大統合民主新党(以下、民主新党)の大統領候補を選ぶための予備選挙は、党員以外の一般有権者にも投票権を与える「オープンプライマリー方式」で実施され、9月3日~5日までの予備選挙と、9月15日~10月14日までの本選挙の2段階に分けて実施された。本選挙については、全国16の広域市・道を巡回して行われる投票と、[[モバイル]]投票<ref>選挙人名簿に登録された投票者が[[携帯電話]]で投票するものである。自動回答電話([[ARS]])がかかってきたら有権者はパスワードを入力し、音声ガイダンスに従って、自分が投票したい候補者の番号を押して投票する。</ref>、世論調査の3つに分けて行われた。
 
全国を巡回して行われる投票は、9月16日の蔚山広域市を皮切りに実施されたが、選挙中盤に鄭東泳候補に対する不正選挙疑惑が浮上したことで、一部地域の投票が延期され、変則的な選挙が実施され、10月15日に本選挙の開票が行われた。