「臨時台湾旧慣調査会」の版間の差分

これをきっかけに、内地とは異なる台湾独自の立法の基礎をつくるために台湾旧慣調査会が1901年（明治34年）4月に発足した。同年10月には、勅令をもって臨時台湾旧慣調査会規則が公布された。同規則によると、同会は2部に分かれ、第1部は法制を、第2部は農工商経済の旧慣習を調査するとされた<ref>平凡社　アジア歴史辞典第10巻（1960年）323ページ</ref>。同会の会長は、民政長官がこれを兼ねるとされており、第1部の部長は岡松参太郎が、第2部の部長は、[[愛久澤直哉]]が任命されている。<ref>明治35年度台湾総督府職員録第21ページ</ref>。