「古森義久」の版間の差分

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→‎中国による人工衛星破壊実験に対する主張: 4年以上出典が提示されなかった記述を除去
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=== ハリケーンカトリーナ報道 ===
2005年8月末、アメリカ合衆国南部を襲った[[ハリケーン・カトリーナ]]の被災地について、『こうした略奪を働く人間たちのほぼ100パーセントが[[黒人]]なのである。テレビの映像や新聞の写真でみる限り、略奪者はみな[[アフリカ]]系市民、つまり黒人だった。この事実は現地からの他の一部の報道でも裏づけられていた』、『それにしても略奪者は100パーセント黒人なのである』と断定した<ref>古森義久「ハリケーン被災であらわになった米国の人種問題 ~なぜ、特定の人種だけが略奪するのか~」[http://nikkeibp.jp/sj2005/column/i/06/02.html Page 2](日経BP社「[http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/ SAFETY JAPAN]」コラム「[http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/i/index.html “外交弱小国”日本の安全保障を考える~ワシントンからの報告~]」第6回)</ref>。ただし、白人による略奪の様子もテレビにて報道されており、古森の記述は[[人種差別]]的かつ事実と異なるものであった。
 
なお[[レベッカ・ソルニット]]『災害ユートピア―なぜそのとき特別な共同体が立ち上るのか』によると、略奪と報じられたのは水害で孤立した地域住民が日用品を無人となったスーパーマーケットで調達していたもので、犯罪とは呼べても暴力的な略奪ではなかった。しかしこうした報道から、「黒人による強盗や強姦が行われている」といった[[噂#デマゴギー|デマ]]が広がり、白人富裕層の自警団、さらには警察が非白人を数十人虐殺したという。
 
=== JIIAコメンタリーに端を発する論争 ===