「HSV色空間」の版間の差分
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33行目:
R,G,Bの三つの値の内、最大のものをMAX、最小のものをMINとすると、この式は次のように書ける。
<math>
\begin{align}
H &=
\begin{cases}
60 \times \frac{
60 \times \frac{
60 \times \frac{R - G}{\mathrm{MAX} - \mathrm{MIN}} + 300, & \text{if } \mathrm{MIN} = G
\end{cases}▼
\end{cases} \\
\end{align}
</math>
円柱モデル<math>S = \frac {\mathrm{MAX} - \mathrm{MIN}} {\mathrm{MAX}}</math>
▲<math>V = \mathrm{MAX} \,</math>
結果は(H,S,V)形式である。Hは0.0から360.0まで変化し、色相が示された色環に沿った[[角度]]で表現される。SおよびVは0.0から1.0までの範囲で変化する彩度および明度である。角座標系で、Hの範囲は0から360までであるが、その範囲を超えるHは360.0で割った剰余(またはモジュラ演算)でこの範囲に対応させることができる。たとえば-30は330と等しく、480は120と等しくなる。
53 ⟶ 56行目:
* MAX = MIN(例・S = 0)のとき、 Hは定義されない。上記のHSV空間の図を参照するとよい。もしS = 0ならこの色は中央のグレイの直線の周囲にあり、従ってこの色には彩度がなく、角座標には意味がない。
* 円柱モデルでMAX = 0(例・V = 0)のとき、Sは未定義である。これは上記の円錐状の図に最もよく表れている。もしV = 0ならこの色は完全な黒であり、この色に色相も彩度もない。従って円錐状の図は単一の点に潰れ、この点では角度も角座標系も無意味である。
▲<math>S = \mathrm{MAX} - \mathrm{MIN} \,</math>.
== HSVからRGBへの変換 ==
65行目:
まず、もしSが0.0と等しいなら、最終的な色は無色もしくは灰色である。このような特別な場合、R、G、およびBは単純にVと等しい。上記の通り、この場合Hは無意味となる。
円柱モデルからの変換<math>C &= V \times S\\</math>
円錐モデルからの変換<math>C &= V\\</math>
<math>
\begin{align}
C &= V \times S\\
H^\prime &= \frac{H}{60^\circ} \\
X &= C (1 - |H^\prime \;\bmod 2 - 1|)\\
(0, 0, 0) &\mbox{if } H \mbox{ is undefined} \\
(C, X, 0) &\mbox{if } 0 \leq H^\prime < 1 \\
(X, C, 0) &\mbox{if } 1 \leq H^\prime < 2 \\
(0, C, X) &\mbox{if } 2 \leq H^\prime < 3 \\
(0, X, C) &\mbox{if } 3 \leq H^\prime < 4 \\
(C, 0, X) &\mbox{if } 5 \leq H^\prime < 6
▲\end{cases}
\end{align}
</math>
== 関連項目 ==
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