「バルバス・バウ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
tef
10行目:
== 働き ==
;造波抵抗
:船首では水面を掻き分けて進む時に波が生じる。この波は'''[[引き波|曳き波]]'''と呼ばれ、引き波を生み出すためのエネルギー損失を船船の推進する時の抵抗と見做せる。この抵抗が'''造波抵抗'''である。これを小さくすることは、航行速度を高め燃費を改善する重要な要素である。
;原理
:バルバス・バウの水面下の前方に突き出した構造によって、水面での船首が水を掻き分けるより前方にあらかじめ波を生じる。このため、水面で船首が水を掻き分けて生じる波は、バルバス・バウによって生じた波とは逆位相となり、それぞれの山と谷が打ち消しあうことで波を小さくする。