「ブレーズ・パスカル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
116行目:
*:「パンセ」(仏:pensée)は日本語で「思考」の意味。パスカルが生前に構想していた書物のための原稿やメモ書きの断片が、死後に整理されて出版されたものである。様々なテーマについての文章が含まれており、フランスでは、哲学書([[形而上学]]、[[自然哲学]]、世界論、[[宇宙論]]、[[人間学]]、[[倫理学]]、人生論)、[[モラリスト]]文学、信仰のための書・神学書などとして読まれてきている。印象的で含蓄のある表現も多数含まれており、それらは現在でもしばしば引用句として使われ続けている。また、『パンセ』のなかに含まれている章節の一つである「[[パスカルの賭け]]」は、哲学書としては、世界初の[[実存主義]]的書物でもある。
 
==主な日本語訳==
* 『[[パンセ]]』、[[前田陽一]]・[[由木康]]共訳。
*: [[中公文庫]]、または新装版 [[中公クラシックス]]全2巻。
**由木康単独『パンセ』 白水社で多数重などにおいて刊行されたことがある
* 『パスカル 科学論文集』 [[松浪信三郎]]訳、岩波文庫。
* 『パスカル全集 メナール版』 全4巻予定2巻目まで刊行、[[塩川徹也]]ほか訳、[[白水社]]。
* 『パスカル全集』全3巻、松浪信三郎ほか訳、[[人文書院]]。
* 『パスカル著作集』全7巻別巻2、[[田辺保]]ほか訳、[[教文館]]-別巻は研究論集と伝記。