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'''ヌミストロの戦い'''(英:Battle of Numistro)[[第二次ポエニ戦争]]において[[紀元前210年]]に[[ハンニバル・バルカ]]率いる[[カルタゴ]]軍と[[マルクス・クラウディウス・マルケルス]]率いる[[共和政ローマ|ローマ]]軍との間で戦われた[[戦闘]]である。
 
[[紀元前212年]]にカルタゴ側に寝返った[[シュラクサイ]]を落とすやマルケルスはすぐさま[[イタリア]]本土のハンニバルと戦うべく、兵士を率いて戦った。[[サムニウム]]に攻め込んで3000人のカルタゴ守備隊を捕虜としたマルケルスは続いて[[ルカニア]]地方に向かい、[[ヌミストロ]]近くの丘に陣取っていたハンニバルの軍と遭遇した。
 
マルケルスはその下の平地に着陣し、翌日の夜明けに戦闘隊列を組み、丘から駆け下りて攻め寄せるハンニバル軍と交戦した。終日続いた戦いはどちらの勝ちとも負けとも言えず、暗くなると双方陣営へと引いた<ref>プルタルコス, 「マルケルス」, 24</ref>。
 
翌日、マルケルスは再びハンニバルと戦おうとしたが、ハンニバルはそれに応じずに退却したため、敵の戦死者の武具を剥ぎ、味方の戦死者を葬ると再びハンニバル追跡に向った。翌[[紀元前209年]]、執政官代行となったマルケルスは[[カヌシウム]]にてハンニバルと対峙し、[[カヌシウムの戦い]]で矛を交えた<ref>ibid, 25</ref>。
 
== 註 ==
 
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== 参考文献 ==
*[[プルタルコス]]著、[[柳沼重剛]]訳『[[対比列伝|英雄伝]]  2』、[[京都大学学術出版会]]、[[2007年]]
 
[[プルタルコス]]著、[[柳沼重剛]]訳、『[[対比列伝|英雄伝]] 2』、[[京都大学学術出版会]]、[[2007年]]
 
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[[category:ポエニ戦争の戦闘]]
[[Category:紀元前210年]]
[[Category:バジリカータの歴史]]