「エホヤキン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m 「エゼキエル書」19章5節-9節
4行目:
エホヤキンは、祖父[[ヨシヤ]]の治世に、父[[エホヤキム (ユダ王)|エホヤキム]]と母[[ネフシュタ]]との間に生まれた。18歳で即位したが、[[新バビロニア|バビロン(新バビロニア)]]の王[[ネブカドネザル2世|ネブカデネザル]]の脅威の中での即位となった。
 
「[[エゼキエル書]]」1519章5節-9節では、エホヤキンは「若い獅子」として書かれて、バビロンに連れて行かれると預言されている。その預言の通りにエホヤキンは主の前に悪を行った。[[エレミヤ]]の預言の書を火で焼いて、神の言葉を冒涜したのである。結果、ネブカデネザルは使者を遣わし、彼を主の宮にあった財宝をもろともバビロンに引いていった。その治世は、わずか3ヶ月と10日間しか無かった。その後、エホヤキンの伯父の[[ゼデキヤ (ユダ王)|ゼデキヤ]]が即位し、ユダ王国の第20代にして最後の王となった。
 
エホヤキンは残りの生涯を捕囚として生きた。ネブカデネザルは紀元前562年に死去し、[[アメル・マルドゥク|エビル・メロダク]]の治世にエホヤキンは釈放されて高い位を与えられた。その後は生涯、王の前で食事をし、生活費を王に支給されていた。後に、ユダ王国滅亡と同時に捕らえられたゼデキヤが目の前で子供を虐殺され、両眼を抉り取られ、死ぬまで鎖につながれたのとは対照的であった。