「エボラ出血熱」の版間の差分

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翌年、隣国の[[コンゴ共和国]]でエボラ出血熱が発生した際には、人間への感染と同時にゴリラにも多数の感染例が報告され、2002年から2005年の間に約5,500匹ものゴリラが死亡したと報告した。2007年9月12日に発表されたIUCN[[レッドリスト]]では、エボラ出血熱による激減および[[密猟]]のため、[[ニシローランドゴリラ]]は最も絶滅危険度の高い Critically Endangered(絶滅寸前)に分類されている<ref>[http://www.iucnredlist.org/search/details.php/9404/all IUCN Red List of Threatened Species ''Gorilla gorilla'']</ref><ref>Gretchen Vogel, "Scientists Say Ebola Has Pushed Western Gorillas to the Brink", ''Science'' '''317''', 1484 (2007). {{Doi|10.1126/science.317.5844.1484}}</ref>。
 
[[フィリピン]]では2007年から2008年にかけて、[[マニラ]]北部の養豚場など数箇所でブタが相次いで死亡した。2008年10月にアメリカの研究機関が調べたところ、レストン株のエボラウイルスに感染していることが確認された。家畜へのエボラウイルス感染が確認されたのは世界で初めてである。
 
2008年の[[コンゴ民主共和国]]での流行では、32人が感染し14人が死亡した(死亡率44%)。
 
2014年2月から[[ギニア]]において、エボラ・ザイール<ref>[[感染症法]]6条2項1号エボラウイルス属ザイールウイルス</ref>が流行し、3月21日現在の確認死亡者は59人で、3月23日現在の感染者は80人である。[[WHO]]、[[国境なき医師団]]などが緊急援助を行っている。
 
== 法律上での扱い ==