「臨時台湾旧慣調査会」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
二林史夫 (会話 | 投稿記録)
新項目(本調査会の組織)を作り、他の記述全般にも加筆
二林史夫 (会話 | 投稿記録)
m 「台湾私法」へのリンクの設定
9行目:
 
== 本調査会第1部の活動と成果 ==
臨時台湾旧慣調査会第1部は、土地および親族・相続の三者を調査の対象とした。まず北部台湾を調査の対象とし《第一期調査》、次いで南部台湾を調査した《第二期調査》。その結果をそれぞれ「第1回調査報告書」(1903年)と「第2回調査報告書」(1906~07年)として刊行した。その後、中部台湾を調査した《第三期調査》。さらに、これまでの全台湾の私法的慣習の調査結果を集大成して「[[台湾私法]]」の刊行(1909年~1911年)という成果をあげた。これは本文6冊、付録参考書7冊、総ページ数5866ページからなる。
第二番目の成果として、「[[清国行政法]]」(全6巻)の刊行がある。台湾の旧慣習の淵源をなす清国の旧典や先例を調査したうえで、[[1905年]](明治38年)から[[1915年]](大正4年)にかけて[[織田萬]]の編述により刊行されたものである。
第三番目の成果として「台湾蛮族慣習研究」の刊行がある。岡松篇述によるもので8巻3932ページからなる。