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*[[九州]]・[[沖縄県|沖縄]]
:もともと九州は、野球ファンの多い[[広島県|広島]]や[[四国]]、[[名古屋市|名古屋]]などと違って、どちらかといえば野球に対して冷めた土地柄であった<ref name="立石" >[[#立石]]159-163、196、197頁</ref>。それは、[[選抜高等学校野球大会|春]][[全国高等学校野球選手権大会|夏の甲子園大会]]に象徴される戦前の中等学校野球大会、戦後の[[選抜高等学校野球大会|選抜]]、[[全国高等学校野球選手権大会|夏選手権]]で全国制覇を狙える強いチームが少なかったせいでもある<ref name="立石" />。しかし近年、九州・沖縄8県の監督同士の交流を盛んに行うなど、全地域の野球熱が高く、[[選抜高等学校野球大会|選抜]]や[[全国高等学校野球選手権大会|夏選手権]]におけるレベルアップが著しい。2007年夏の甲子園[[佐賀県立佐賀北高等学校]]の全国制覇を皮切りに、翌年春の[[選抜高校野球]]では[[沖縄尚学高等学校]]、2009年には[[長崎県立清峰高等学校]]、2010年には[[興南高等学校]]と3年連続で優勝した。さらに翌年の2011年春にも[[九州国際大学付属高等学校]]が決勝進出を果たしている上、2013年夏の甲子園でも[[延岡学園高等学校]]が準優勝した。
:特に[[沖縄県]]では離島地区も含め県内全域で野球への関心が高く、[[選抜高校野球]]ならびに[[全国高校野球選手権大会]]での沖縄県代表校の試合の際には、県民がほぼ全員試合中継に釘づけになることが恒例となっている。近年は[[全国高校野球選手権大会]]で、勝率全国十位に食い込むほどの顕著なレベルアップを見せていて、1999年[[沖縄尚学高等学校]]が[[選抜高校野球]]で初優勝し、以後、2008年春と2度の優勝を飾った。さらに2010年春には[[沖縄県立嘉手納高等学校]]、[[興南高等学校]]による沖縄県勢史上初の2校出場を果たし、2010年春には[[興南高等学校]]が県勢2校目、3度目の選抜優勝と夏の甲子園との春夏連覇で県勢初優勝を飾り、った。2013年秋には[[沖縄尚学高等学校]]が第44回[[明治神宮野球大会]]でも優勝し、2014年春にも[[沖縄県立美里工業高等学校]]、[[沖縄尚学高等学校]]の2校が出場を果たした。硬式野球だけでなく、軟式野球、少年野球、女子野球、草野球等も盛んである。
 
==主な国家==