「日本における衛星放送」の版間の差分

 
==BS-IF/CS-IF(周波数変換)==
衛星放送局から衛星を経由して送信されている周波数を受信後にそのまま同軸ケーブルに流すと非常に減衰が大きいため、受信アンテナ部で周波数を変換する。この変換部をBSコンバーターまたは'''{{仮リンク|低雑音ダウンコンバータ|en|Low-noise block downconverter}}'''(Low Noise Block Converter、LNB)などと呼ぶ。通常は衛星放送用のパラボラアンテナの先端などに取り付けられていて、そのためチューナーに接続した同軸線から電源の供給を受けている。また低雑音ダウンコンバータは'''[[局部発振器]]'''(局部発振周波数:Local Frequency)と呼ばれる変換用周波数(通常は固定されていて変更不可能)を持っていて、BS放送を例にとると衛星アンテナで受信したBS周波数は局部発振器周波数(10.678GHz)を減算したBS-[[中間周波数|IF]]周波数に変換し同軸ケーブルに流す。従ってチューナーの受信周波数はBS-IF周波数になる(BS周波数-局発周波数=BS-IF周波数)。スカイパーフェクTV!におけるCS-IFについては[[スカパー!プレミアムサービス#放送波受信の仕組みと配線|スカパー!の放送波受信の仕組みと配線]]を参照。
==受信設備==
* CS放送(右旋回偏波)に用いる伝送帯域が従来のBS放送より広いため、(特に共聴受信設備では)[[パラボラアンテナ]]・アンテナケーブル・分岐器・[[受信ブースター|ブースター]]・アンテナコネクター・壁面直列ユニット(アンテナコンセント)などの全てがこの伝送帯域に対応していることが必要である。従来のBS放送用パラボラアンテナでは、全てのチャンネルを受信出来ない場合がある。
* 特に2002年以前の110度CSチューナー非搭載の[[ビデオデッキ]]や[[DVDレコーダー]]と接続する場合、内蔵の分配器が110度CS伝送帯域非対応であることがありアンテナケーブルはそれらの機器を経由せず、伝送帯域に対応した分配器を用いて110度CS受信機器に接続しないと受信できないことがある。これに対し110度CSチューナーを内蔵した[[BDレコーダー]]は110度CS伝送帯域対応の分配器を内蔵しているので、外部分配器を別に用意する必要はない。
** 各対応機器の標準的な対応伝送帯域は「2150MHz対応」である。このほか2600MHzや2655MHz対応の物も存在する。これは将来、放送に使用される可能性の有る電波(左旋回偏波)を共同受信設備で受信するための仕様である。2014年現在、4K・8Kスーパーハイビジョン放送に活用の計画がある<ref>[http://www.soumu.go.jp/main_content/000229166.pdf スーパーハイビジョンに関する検討結果について(総務省)]</ref>。
 
==歴史==
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