「スカパー!プレミアムサービス」の版間の差分
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== 概要 ==
{{Seealso|日本における衛星放送}}
[[経度|東経]]124度[[通信衛星]]([[JCSAT]]-
===サービス名の変遷===
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* [[1997年]](平成9年)12月 - 同じJCSAT衛星を利用していてチューナーが共有できるという観点から業務提携を結んでいたジェイ・スカイ・ビー([[JスカイB]])と対等合併に合意(存続会社は日本デジタル放送サービス)。
* [[1998年]](平成10年)[[4月25日]] - JスカイBとの合併(同年[[5月1日]])に先立ち、プラットフォーム名を「スカイパーフェクTV!」に変更。通信衛星JCSAT-4(のち国外売却し現在の呼称は[[インテルサット|Intelsat]] 26)を使用する「スカイサービス」が始まる。旧パーフェクTV!は「パーフェクTV」サービスとなる。
* [[1999年]](平成11年) - スカイサービスの使用衛星を、JCSAT-4から新たに打ち上げたJCSAT-
* [[1999年]](平成11年) - [[2000年]](平成12年) - スカイパーフェクTV!代理店で当時[[光通信 (企業)|光通信]]系企業として受信機器のレンタルなどを行っていたデジタルクラブ(のちクラビットに改称、現・[[ブロードメディア]])の一部加盟取次店による強引な勧誘・加入契約などが社会問題化。[[2002年]](平成14年)[[4月]]に同社の代理店契約を解除。
* [[2000年]](平成12年)10月 - [[ディレクTV]]廃局に伴い、ディレクTVで放送していたチャンネルの一部が、この日までに移行を完了し放送開始。
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** [[8月31日]] - スカパー!SD専用チューナーのレンタル受付を終了。以後スカパー!SD基本契約の新規締結は、既にスカパー!SD専用チューナーを保有している顧客のみが対象となる。
* [[2012年]](平成24年)
** [[5月16日]] -
** [[9月29日]] - スカパー!HDのHDチャンネルが121チャンネルに増加、同時にH.264圧縮のSD放送39チャンネルも開始。これによりMPEG-2に対応していないHD対応チューナーでラジオを除くほぼ全てのチャンネルが視聴できるようになる。
** [[10月1日]] - 「スカパー!」、「スカパー!e2」、「スカパー!光」を含むスカパーJSATにおける多チャンネル放送の統一ブランド名とし、同時に各サービス名の変更を行う。
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|-
!rowspan="2" style="width:1em"|入力電圧!![[直流|DC]]15[[ボルト (単位)|V]]
|<span style="font-size:90%">東経128度(JCSAT-3A)<br />水平偏波<br />12.2 - 12.75GHz</span>||<span style="font-size:90%">東経124度(JCSAT-
|-
!DC11V
|<span style="font-size:90%">東経128度(JCSAT-3A)<br />垂直偏波<br />12.2 - 12.75GHz</span>||<span style="font-size:90%">東経124度(JCSAT-
|-
!colspan="2"|出力!!style align="center" colspan="2"|↓どれか1つを変換し伝送<br />1,000 - 1,575MHz
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|JCSAT-3A<br />垂直偏波||'''JCSAT-3A<br />水平偏波'''||'''JCSAT-3A<br />水平偏波'''||衛星が同一で偏波面が異なる場合。<br />水平偏波を選択したチューナー(2)が映る
|-
|'''JCSAT-
|-
|JCSAT-
|-
|'''JCSAT-
|}
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スカパー!プレミアムサービスでは12.2 - 12.75[[ギガヘルツ|GHz]]周波数帯の電波を方角の異なる2つの衛星それぞれから水平及び垂直の[[偏光|直線偏波]]として同時送信する事によって、多くのチャンネル提供を可能としている。スカパー!などの[[日本における衛星放送|東経110度CS放送]]でも同じ周波数帯を用いているがそちらの使用衛星は1機、偏波も1種類(右旋[[偏光|円偏波]])のみであるため実質的に東経110度CS放送の4倍(但し通信業務に用いている部分があるので、放送部分に限ると約3倍)の帯域を使用している。
;2出力アンテナ
そのため、これら4種類の電波を原則としてチューナーから1つのアンテナに付属するCSコンバーター<ref>CSコンバーターとは、放送周波数から[[同軸ケーブル]]での伝送に適した「CS中間周波数《CS-IF、1,000 - 1,575[[メガヘルツ|MHz]]》」へ変換する電気回路のこと。</ref>へ供給する電圧の変化あるいは[[矩形波|パルス信号]]を与え、目的のチャンネルを送信している衛星・偏波の組み合わせに一致するよう切り換える必要がある<ref>普段の操作時はこれを特に意識する必要が生じないよう、ほとんどのチューナー機種ではチャンネル番号を合わせる動作によって自動的に切換できるようになっているが、アンテナの設置・調整時等に重要となる場合がある。</ref>。よって、一般家庭での受信ではアンテナとチューナーの間に[[分配器]]を取り付けてはいけないとされている<ref>CSアンテナを仮に2分配すると重畳電圧の高い側(水平偏波)、パルス信号のある側(JCSAT-
{| class="wikitable" style="float:right;clear:right"
|+共聴タイプ別の出力形式
!共聴方式<br />受信の可否!!JCSAT-3A<br />水平偏波!!JCSAT-3A<br />垂直偏波!!JCSAT-
|-
|タイプ1<br />(JCSAT3)||△||△||-||-
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;共同受信で全チャンネル映すには
[[マンション]]などの同軸ケーブル(2条)での共同受信(共聴)では、視聴出来ないチャンネルが一部にある。共聴タイプ1~3は、基本的にケーブルを衛星毎に1条ずつ使用する方式で、タイプ1の導入当初は帯域が狭かったJCSAT-4(当時)のSKYサービスに地上波(CATVを含む、以下同様)・BSを混合する方式だったが、この方式はBSに追加されたチャンネル(BS-17~23により伝送されるBS234チャンネル以降の大半)や110度CS放送もJCSAT-
スカパー!の全チャンネルを共同受信するには、設備側に2衛星対応4出力アンテナとブロックコンバーター(放送周波数を変則的なCS-IFに変換する装置)、各受信機に端末ブロックコンバーター<ref>端末ブロックコンバーターとは、先の周波数から、チューナーからの入力電圧・パルス信号により選択した周波数帯を基本のCS-IFに変換する装置。</ref>が必要であり、端末ブロックコンバーターに関してはチューナー毎に1台必要になる。これをやってもスカパー!プレミアムサービスのハイビジョンチャンネル(旧・HD)は周波数帯域が異なるため、大部分のチャンネルが視聴不能である<ref>全チャンネルの伝送には、地上・BS用とは別に2条(計3条)使用し、両衛星ともタイプ2にする(チューナー毎に衛星切替器が必要。『3軸』はこの方式)か、マスプロ2600MHzシステムの導入をする必要がある(設備側のケーブルは1条《計2条》で済むがチューナー毎に端末ブロックコンバーターが必要)。DXアンテナの新2軸システムはマスプロと似た仕組みだが、マスプロが一般的な共聴用アンテナ(水平偏波が10.678GHz、垂直偏波が11.2GHzの局発のもの)とブロックコンバーター(JCSAT-
標準画質チャンネルの放送終了(一部除く)後、段階的に再編成が行われ、[[2014年]][[10月1日]]以降はJCSAT-3AのチャンネルはJCSAT3のタイプ3-1でも全部映るようになる見通し。タイプ3-2はタイプ1と同じチャンネルになる。JCSAT-
=== チューナー ===
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