「Irシステム」の版間の差分

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従来の「VTRシステム」「AVコンピュリンク」などとの大きな相違点は「テレビ側からの録画信号を赤外線リモコン信号に変換して録画機のリモコン受光部(リモートセンサー)に送信する」ことである。従来の(録画機側における)[[Gコード]]やフリーセット予約は不要で、デジタルチューナーに搭載の[[Gガイド]]から録画したい番組を瞬時に選択できる。なお[[ソニー]]製は「'''AVマウス'''」、東芝製は「'''ビデオナビ'''」という名称をそれぞれ用いている。
 
なお[[パナソニック]]ではIrシステム端子を搭載したホームシアターシステム(シアターバー)を発売(SC-HTB10/50/170/580/880がIrシステム端子搭載モデル)。但しこのシアターバーに搭載されたIrシステム端子は上記録画機能とは異なり、ビエラの前へシアターバーを置いた場合に(シアターバー本体がビエラのリモコン受信部を遮って)ビエラのリモコン操作がしにくくなる場合があるため、ビエラリモコンをシアターバーのリモコン受信部に向けて操作する事により、シアターバーで受信したビエラのリモコン信号を(シアターバーに付属の)Irシステムケーブル経由でビエラのリモコン受信部へ転送する仕組みになっている(赤外線発信部の取り付け位置はビエラリモコン受信部の位置により異なるので、Irケーブル赤外線発信部は付属両面テープを用い、シアターバー本体裏側のビエラリモコン受信部に最も近い位置へ貼り付ける)。但しメーカー設定機能は無いので「シアターバーによるビエラリモコン信号Ir転送」機能はパナソニック製テレビと組み合わせた場合のみ使用可能(パナソニック以外の他社製テレビには非対応)。
 
== 近年の動向 ==
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さらにBDレコーダーにおいてもアナログAV入力端子は(トリプルチューナー・Wチューナーの)上位モデルにのみ搭載され(シングルチューナーの)普及モデルはアナログAV入力端子非搭載のため、ビデオテープからHDD/BDへダビングする場合は注意が必要([[S端子]]と[[D端子]]は2011年モデルを最後に全廃され、現行モデルはコンポジット映像端子のみ搭載)。
 
さらに2013年以降製造のBDレコーダーは([[著作権]]保護の観点から映像のアナログ伝送を全面禁止とする「新[[AACS]]規定」施行に伴い)アナログAV出力端子を廃止し、TV受像機とはHDMIケーブルでしか繋げない機種が大半を占めるようになった(特にパナソニック「[[DIGA]]」2013年以降モデルは全機種アナログAV出力端子を廃止)。この場合は従来型アナログTV受像機における外付デジタルチューナーとしては使えず、加えてHDMI端子非搭載の(主に2005年以前製造)薄型テレビにも繋げない。
 
== 関連項目 ==