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Kurirai1 (会話 | 投稿記録)
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|銃口初速 =
|有効射程 = 600m
|重量 = 4810g(4,810g(競技仕様)
|全長 = 1118mm1,118mm
|バリエーション =
|製造数 =
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== 概要 ==
作動方式はガス圧式ターンロックボルト。[[AR-10]]([[AR-15]]、[[M16自動小銃|M16]])の機構を踏襲しており、AR-10と同じ[[7.62x51mm NATO弾]]を使用する。AR-15/M16のシリーズとは部品の60%を互換しているが、レシーバー、撃鉄、バレルセット、ボルト、及びボルトキャリアーなどがオリジナルパーツとなっている。11.25インチで一回転するライフルを持つSR-25の銃身は[[レミントン・アームズ]]によって製造されている。[[アメリカ海軍]][[特殊部隊]][[Navy SEALs|SEALs]]などで運用される後述のMk11は24インチ(609mm)のヘビーバレルを装備し、また、銃身はフリーフローティングになっており、ハンドガードはレシーバーの前部とのみ結合しており、銃身に力が掛からない様になっている。この為、0.75MOA(100ヤードで約0.75インチ以下)というセミオートとしては極めて優秀な精度を持つ。民間仕様のSR-25は、市販のマッチグレード[[弾薬]]を用いて100mで約1インチの集弾が保証されている。[[アメリカ合衆国|アメリカ]]では[[サプレッサー]]を除いた民間人用のモデルもおよそ7,500US500[[アメリカ合衆国ドル|USドル]]で発売されている。
 
== 特徴 ==
SR-25にはアイアンサイトが付いておらず(Mk11ライフルシステムではバックアップ用に最初から装備している)、レシーバートップには20mm[[ピカティニー・レール]]を装備している。その為、各種光学機器や場合によっては[[M16自動小銃#M16A3(901)|M16A3]]の照準付きキャリングハンドルが着脱出来でき(レールシステムの前端にはフロントサイトが取り付けられる)この銃は550mで150mm以下の集弾が可能な[[狙撃銃]]として開発された。
 
== 軍での運用 ==
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=== アメリカ合衆国海兵隊 ===
[[アメリカ海兵隊]]ではSR25M(上述のMk11と同一の銃)を[[狙撃銃|スナイパーライフル]]として使用している。[[2005年]][[11月]]、海兵隊は[[イラク]]に派遣されている海兵隊の第二外遣隊司令官などからの要求を受けて、180丁のMk11 Mod0を導入すると発表した。現在海兵隊で使用されている[[レミントンM700|M40スナイパーライフル]]は都市部での[[狙撃]]任務に適さないという報告が来ているという。主武装をM40A3にする場合、狙撃位置の変更を行う際の自衛用に2丁の銃([[M16自動小銃#M16A4(905&901)|M16A4]]と[[ベレッタM92#トライアル|M9]][[拳銃]])を副武装として携行する必要があるが、SR-25は装弾数が20発あり、1丁で狙撃から緊急時の自衛射撃も行えるという。
 
=== アメリカ合衆国陸軍 ===
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=== イスラエル国防軍 ===
90[[1990年代]]後半、[[イスラエル]][[特殊部隊]]は中距離における速射をもちいた[[狙撃]]任務に対応すべく試験的に数丁のSR-25を導入した。[[2001年]]には[[イスラエル国防軍]]の陸軍部隊に制式採用された。同国では長距離[[狙撃銃]]として[[M24 SWS]]を運用しており、[[歩兵]]用の[[M16自動小銃#M16A2(645)|M16A2]]や[[M4カービン]]では届かない中距離での狙撃で活躍することが期待されている。
 
=== オーストラリア軍 ===