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当作品は、映画の撮影がどのように行われたか、という純粋なメイキングの部分以外に、「本編監督と特撮監督の意見の相違」「本編監督及び特撮監督とプロデューサーの意見の相違」「映画の完成が遅延することに対するプロデューサー側と製作スタッフの衝突」「予算上の問題に頭を悩ませるプロデューサーと制作スタッフの軋轢」といった、通常は表立って語られることのない部分が大幅に時間を割いて描写されている。
 
公平な立場から撮影、構成されているとは言い難い部分があり、金子修介監督南里幸プロデューサーが草薙浅黄が登場することに関する反論で金子を論破できなかったために、庵野秀明を利用して作った嫌がらせであるとの見解を示している。
 
撮影時には特撮助監督(後に特撮監督)の[[神谷誠]]が、作品の製作に関しての問題点(主に、本編班と特撮班の関係の悪化についてであったとされる)をカメラにむかって赤裸々に語っていたという。しかし、ビデオの監督を務めた[[摩砂雪]]のミスにより撮影は失敗したとされ、完成した映像では神谷が「もうしゃべんねーぞ」と叫ぶ姿のみ収録されている。<br />
摩砂雪はこの作品をメイキングではなく、ドキュメンタリーとして製作しており、スキャンダラスな部分を意図的に演出している。しかし、公開前の宣伝用としての意味もあったため制限が多く、販売用は否定的な発言が大幅にカットされた。