「不健全性的行為」の版間の差分

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不健全性的行為は、[[不良行為]]の1種別とされ、[[不良行為少年]]として[[保護]]される対象となる行為である。また、[[少年警察活動]]に関する[[統計]]上の項目としても用いられている。不健全性的行為は、[[少年補導]]の対象になる。
 
不健全性的行為については、性的行為の結果に対して十分に[[責任]]を取ることが難しいとも予見される[[年少者]]が、適切でない場面において[[性行為|性交]]などを行うことについて、[[少年保護]]の観点から[[補導]]を行うという趣旨であるとの見解もある。

一方、[[刑法]]上は13歳以上には[[性的同意年齢]]があり、個人的な営みである性行為を一方的に不純・純粋などと定義するのはおかしいとする批判が昔から存在している。
 
[[1990年代]]以降、[[雑誌]]や[[インターネット]]など様々なメディアを通して、文章や[[写真]]、[[動画]]などによる性的情報へのアクセスが容易になり、[[性風俗]]店も広域化した。少年・少女の性行為経験率も上昇しているとして、不健全性的行為を[[性感染症]]予防の観点から考察する論もある。