「マーサ・ジェファーソン」の版間の差分

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ジェファーソンは非常に几帳面な性格で、自分が書いた手紙1万8千通のコピー、受け取った手紙2万5千通を残したが、なぜか夫人との手紙はすべて処分してしまった。そのために2人のプライバシーは謎に包まれてしまったが、死の床での夫婦のやり取りについては知られている。死の床でマーサは夫が愛読した[[ローレンス・スターン]]の小説『[[トリストラム・シャンディ]]』の一節を書き写した。「時はあまりに早く移ろい、我がたどる文字はみな人生のいかに速やかに我がペンを追うかを告げる。その日時は強風の日の雲の如く、我らが頭上を吹き去りて二度と戻らず」その後をジェファーソンが引き取って書いた。「汝の手にする惜別の接吻、その後の別れは、すべてこれ来るべき永遠の別れのプレリュード」。ジェファーソンはマーサの一束の髪とこのノートを封筒に入れて保管した<ref name="レディ71" />。
 
ジェファーソンは葬式の後、3週間は自分の部屋の中にこもり、その後も農園の周辺を行く先を決めずに馬に乗ってさまよっていた<ref name="Legacy" />。マーサが亡くなってから8週間が経過すると、彼女の健康状態が悪化してからは控えていた政治の世界に戻り、再び精力的に活動するようになった<ref name="レディ71" />。
 
ジェファーソンは約束通りに終生再婚しなかった。しかし、[[DNA型鑑定|DNA鑑定]]の結果はジェファーソンがマーサの死後に前出のベティ・ヘミングスの娘の[[サリー・ヘミングス]]との間に何人かの子供をもうけた可能性が高いことを示した<ref name="Ladies" />。