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== 主な登場人物 ==
; 坂田光男
: 主人公。19歳。教育中隊第21[[内務班]](但し、現実の陸自では「営内班」の用語を用い「内務班」とは海自、空自での用語)に所属。口が達者、お調子者かつ軽薄でいい加減な性格で、班長の山口曰く『横に強い奴がいないと何も出来ない野郎』。しかし仲間思いの一面もあり、班のムードメーカー的中心人物になっている。俊足の持ち主で、出身県の100m走のタイ記録を持つ。金と女に目がなく、隊内では婦人自衛官の浅野[[三曹]]を狙っている。ちなみに渡辺以外では隊員唯一の非童貞。(ただし[[初体験]]の相手は母親ほど歳の離れた中年女性である)  あちこちで問題を起こしているので班長の山口からは睨まれている。また、給料は全て徳山に取り上げられている為、一文無しである。
; 山口建太
: 教育中隊第21班の班長で坂田たちの指導教官。階級は三曹。小男で重度の[[インキン]]を患っている。上官として部下に対して厳しくしようとするが、坂田との絡みで時折ドジを踏み、周りになめられてしまう。以前は徳山の上司だったが退職の際に殴られており、その際に手当してくれた浅野三曹に惚れている。
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: ちなみに坂田以上の俊足で、基幹隊員の100m走の記録保持者。
; 徳山
: 坂田の先輩で、性格は凶暴で風貌はヤクザ腕っぷしが強く並の人間では歯が立たない。異常に嫉妬深く、喫茶店で近くの席から純子を見て「おい、いい女だな」「いいケツしてるな」と呟いただけの2人を半殺しにする。純子の独立資金300万を稼ぐため自衛隊に入隊したが、坂田と純子の浮気に気づいて中途退職、坂田を殺しかけるが、坂田が代わりに300万を稼ぐと言ったため辛うじて思いとどまる。愛車は[[ポルシェ]]。
; 純子
: 徳山の恋人。職業は[[美容師]]でかなりの美女だが浮気性で、ちょっとでも気に入った男とはすぐ関係を持ってしまい、相手はその度に徳山から報復を受ける。坂田が自衛隊に入る事になったそもそもの種をまく。
; 三輪義彦
: 第21班の隊員で[[鹿児島]]出身の朴訥な男。家族の生活費を稼ぐためそして幼少期に野グソをしている時の訓練中のレンジャー隊員との出会いから自衛隊に憧れを抱き「自分の国は自分で守る」動機で入隊した。21班では唯一、レンジャー部隊に入れるほど体格が良く身体能力も高く、坂田達と問題を起こしても1人だけ優遇された。ただし気弱なところがあり、ケンカはからきしダメ。
; 河合郁男
: 第21班の隊員。[[栃木県]][[宇都宮市]]出身。体重110キロの巨漢。中学卒業後[[相撲部屋]]に入門するが、厳しい稽古に耐え切れず逃げ出してきた経歴を持つ。気が弱いが怪力の持ち主で、相撲を取らせたら後述の外園ですら歯がたたないほど強い。ただ肥満のため持久力は低く、よく班の足を引っ張る。
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: 第21班の隊員。[[東京都]]出身。山口よりさらに小柄で、度の強い眼鏡を掛けている。本物の銃を撃ちたくて、警察官の採用試験に落ちた後に入隊した極度の[[ミリタリー]]マニア。隣の22班の班員にいじめられ、その仕返しのために持ち込んだ私物を使って64式小銃に装填・発射が可能な実弾を造り、発砲してしまう。実弾を装填された銃を持つと人格が変わる。自称「死神スナイパー」。よく背格好が似ている山口と互いに間違われたり、彼の身替りをさせられる。
; 渡辺伸一郎
: 第21班の隊員。[[北海道]]出身。元[[板前]]であること以外の経歴などはよく判っていない。まだ幼児の娘がいる。異常にケンカが強い。21班と糧食班とのケンカトラブルで、糧食班の班長を半殺しにして退職し、物語途中で姿を消すが最終話に再登場。
; 赤木俊治
: 第21班の隊員。実家は[[名古屋市|名古屋]]で病院を経営しており、父親は医師で母親は[[華道]]の[[家元]]。性格も仕草も女っぽく、矯正のため父親に命じられ入隊した。渡辺に想いを寄せているが、坂田のことも気になっている。