「木村匡也」の版間の差分

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その後上京し、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系『[[進め!電波少年]]』を皮切りに、バラエティー番組を主戦場として活動。ナレーションとテロップを多用する番組スタイルの源流と言われる『[[電波少年]]』、『[[めちゃイケ]]』という二大番組のメイン・ナレーター。現在バラエティー番組にはほとんどナレーションがつくスタイルが一般的だが、そのスタイルが「電波少年」や「めちゃイケ」などから普及していった経緯を考えると、ナレーションのスタイルに大きな影響を与えたといえる。非常に特徴的かつ軽薄なナレーションを得意とする。
 
バラエティー番組でのナレーターのポジションを上げた功績は評価されるが、その反面いちいち些細なことにまでナレーションをつけるスタイルを定着させたという批判もある。その評価は分かれるが、現在のバラエティー・お笑いナレーションのスタイルを作り出したひとりであり、『電波少年』、『めちゃイケ』の全盛期には彼のスタイルを真似た?あるいは影響を受けた?と思われるナレーターが数多く登場した。ちなみにプロの中ではその技術に評価があり、2009年6月TBSの番組「サカスさん」でプロが選ぶナレーターBEST5で[[真地勇志]]とともに1位に選ばれている(ほかには[[武田広]]、[[広中雅志]]、[[垂木勉]]らがランクイン)。料理番組のナレーションを担当することも多く本人も大好きだと公言している。近年は主にフジテレビの番組や稀にドキュメンタリー系などナレーションを担当することもある。
 
そんな彼のナレーションスタイルとは、自身がVTRの進行、ネタの「フリ」や「[[落ち]]」にまで絡んでくるもので、どちらかといえば無声映画時代の[[活動弁士]]の役割に近いといえる。ただし冷静に説明するストレート・ナレーションとは違い、一種「出過ぎ」なナレーションでありそれがまたバブル期に誕生したアポなしドキュメントというバラエティー・ジャンルに見事にマッチしていた。