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|map=[[ファイル:Germany sorbian region.png]]
|map_caption=[[ドイツ]]内でソルブ語が話されている地域
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[[ファイル:Bautzen_Ortschild.jpg|thumb|250px|ブディシンにある二言語表記の標識。上がドイツ語、下がソルブ語]]
 
'''ソルブ語'''(ソルブご、Sorb)は、[[ドイツ]]の[[少数民族]][[ソルブ人]]によって話される[[言語]]。ルサチア([[ラウジッツ]]、Lausitz)語(地名から)、'''ヴェンド語'''(廃れたドイツ名: Wendisch)、'''ソルビア語'''などとも呼ばれる。[[レヒト諸語]]と最も近い関係にあり、互いによく通じる。
 
[[ザクセン州]]のブディシン(独語・[[バウツェン]])周辺を中心とする、ウジツァ(ドイツ名: Lausitz, ソルブ語名: ワゥジツァ Łužica,Łužyca)と呼ばれるこの地域で[[公用語]]として使われ、ソルブ語による教育や文化が保護されている。[[高地ソルブ語]](上ソルブ語、hornjoserbsce)、[[低地ソルブ語]](下ソルブ語、dolnoserbski)の2[[方言]]に分かれ、一般的に[[エルベ川]]の川上周辺のものを高地ソルブ語、川下周辺のものを低地ソルブ語としている。[[正書法]]も高低で若干異なる。ソルブ語は[[スラヴ語派]][[西スラヴ語群]]に属する。現代[[インド・ヨーロッパ語族|インド・ヨーロッパ語]]の[[スラヴ語派]]の中で[[スロヴェニア語]]とともに「[[双数]]」を保持しており、この点では古代スラブ語に近く珍しい言語である。