「ステロイドホルモン」の版間の差分

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== 概略 ==
天然型ステロイドホルモンは一般に生殖腺<ref>[[w:en:gonad]]</ref>や[[副腎]]において[[コレステロール]]から合成され、それらのホルモン分子の構造は脂質であり、それらは細胞膜に達すると容易に内部に通過し細胞核へ到達する。肝臓で解毒を行う酵素として知られる[[シトクロムP450]](英語: Cytochrome P450)は、ステロイドホルモンの生合成に関与している。
 
ステロイドやステロールは[[脂質]]に溶解するので血液から標的細胞の [[細胞膜]]やその中の[[細胞質]]へとかなり自由に[[拡散]]することができる。したがってステロイドホルモンもその誘導体も細胞膜を通過することができ、細胞内にある[[受容体]]と結合する。これは[[ペプチドホルモン]]が極性の為に細胞膜を通過せず、細胞膜上の受容体と結合し、シグナル伝達を行うのと対照的である。