「専門職学位」の版間の差分

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特に[[高齢化社会]]の進展する中で[[生涯学習]]の時代に突入した21世紀の教育環境は社会に出た後もキャリアアップを目的として再び教育を受けようとする人口が増え、[[社会人大学院]]や[[夜間大学院]]が脚光を浴びてきており[[キャリア教育]]の重要性が高まっている。実践的なスキル修得や専門的教育を施す機関として社会人大学院の中でも有力な受け入れ先である専門職大学院には取得する学位の代表的なものとして[[経営学修士|MBA]]、[[技術経営|MOT]]、[[MPH]]、[[MPA]]、[[公共経営修士|MPM]]などがある。
 
取得できる学位の中で最も代表的なのはビジネスマンのステータスであるMBAすなわちMaster of Business Administrationであるが、新しく出来た専門職大学院の中では経営管理学修士(専門職)または経営学修士(専門職)として置かれている場合が多い。MBAの上位には通常[[博士 (経営学)|DBA]]すなわちDoctor of Business Administration(和文表記: 経営管理学博士)の学位もあるが、専門職大学院の制度が未発達段階にあることとニーズの関係から専門職大学院の学位としては未だ置かれていない。その他、企業戦略やファイナンス大学院、[[会計大学院]]で授与する学位も、和文表記では個々の専攻領域だが、英文表記としてはMBAとして一律化しているのも特徴である。MOTすわなちMBA in Technology Managementの学位も日本では技術経営管理学修士(専門職)などの名称で置いている。その他、法政大学の様にMBITという学位を置く大学もあるが、これはMaster of Business information technologyといい、情報技術修士(専門職)という和文表記が主に用いられている。
 
専門職大学院の前身である専門大学院制度の下で成立した[[公衆衛生大学院]]では疫病の治療予防の研究を目的とした人材育成がなされ、当該大学院修了者にはMPH、つまりMaster of Public Health、和文表記: 公衆衛生修士号の学位を授与している。また[[DPH]](Doctor of Public Health、和文表記: 公衆衛生博士号)やPh.D.(Doctor of Philosophy、和文表記: 学術博士)を授与する大学院もある。また、次に代表的なものは公共政策大学院の学位である。これらの大学院で取得できる学位にはMPAや[[MPP]]、MPMという学位などがある。MPAはMaster of Public Administrationの略で日本では行政修士と訳す。MPPはMaster of Public Policyの略で日本では公共政策学修士(専門職)または公共政策修士(専門職)としている。MPMはMaster of Public Managementの略で日本では[[早稲田大学]]が[[公共経営研究科]]という公共政策大学院を設置し、このMPMにあたる公共経営修士(専門職)の学位を授与している。
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* [[政策]]立案者養成 - [[MPP]]及びMPMなど
* [[技術者]]養成 - [[D.Eng.]]
* [[経営者]]養成 - [[経営学修士|MBA]]及び[[博士 (経営学)|DBA]]
* [[医師]]養成 - [[M.D.]]
* [[カイロプラクティック]]-[https://en.wikipedia.org/wiki/Doctor_of_Chiropractic D.C. ]