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'''リード線'''(リードせん、導線と同義)とは、[[電子部品気回路]]において[[電]]に接続されている[[金属素子]]線や、離れた場所などを[[電気]]的に接続するための電線の総称である。[[ビニール]]線、[[スズ|すず]][[めっき]]線、その他の導[[エナメル]]線などを言うが存在する
[[Image:Lead wires.jpg|300px|thumb|right|各種リード線。電子部品の電極に接続されている金属線や、離れた二か所を電気的に接続するためのビニル線、すずめっき線などがリード線と呼ばれている。]]
 
リード線は、[[電気回路]]や[[電子回路]]を構成する[[電気伝導体|導体]]で、電子部品間で[[信号 (電気工学)|電気信号]]などの[[情報]]を伝えたり、電気[[エネルギー]]を伝えたりする役割を果たす。あくまで回路内での呼称であり、回路同士を結ぶものや大型の送電線などはリード線と呼ばれない事が多い
 
[[回路図]]では、リード線は通常抽象化されて表されるが、[[実装]]においては実体のある物として配置される。[[超伝導]]が起こるような場合を除き、微小ながら[[電気抵抗]]を持つ。特に[[高周波]]回路では、リード線は理想的な導体とはみなせなくなり、[[リアクタンス]]を持つ電気回路として扱う必要が出てくる場合もある。リアクタンスの影響を減らしなるべく理想的な導体として動作させるためには、物理的な配置を考慮して配線をするといった工夫が必要になる。