「福岡猫虐待事件」の版間の差分

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多義のある上、侮蔑的意味合いのある単語の言い換え
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==生き物苦手板に関して==
なお、この「生き物苦手(旧ペット大嫌い)板」であるが、元々はマナーの悪い飼い主に対する批判で、[[趣味]]のカテゴリー内にあった[[ペット]]関連の掲示板が、[[炎上 (ネット用語)|フレーム問題]]や[[荒らし]]によってコミュニティが混乱したため、この議論や煽りを分離するために設置された板である。
 
事件・逮捕直後は累が及ぶのを恐れて動物虐待行為を仄めかしていた掲示板利用者が激減、一頃は動物虐待行為に対する非難一色に染まった(→[[炎上 (ネット用語)|炎上]])。近年では一部の動物虐待行為に嗜好を示す者が舞い戻ってきてはいるものの、実質的な犯罪行為の実行が疑われるケースでは、他の利用者から通報されているともいい、事件当時のように直接的な犯行をほのめかすケースはほとんどなくなっている模様。
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==関連事象==
この事件は2ちゃんねるのみならず、他のインターネッ[[共同体|コミュニティ]]にも影響を与え、他方では猫愛好家・[[動物愛護団体]]などが[[暗数]]となっている動物虐待事件の問題で、度々同事件を引用している。
 
この事件において犠牲となった猫は、後に同事件を最初から最後まで追跡したバラエティ・[[ニュースサイト]]の[[探偵ファイル]]が手配した[[ペット供養|ペット葬]](なお死体は未発見であるため、男性がネット上に公開した画像のみが用いられた)の際に、[[坊主僧侶]]により[[戒名]]として'''こげんた'''と名付けられた。これに複数サイトが追従したことから、この名が共通呼称として知られている。
 
同事件に際しては、不特定多数の人物が犯人探しに奔走、書類送検直後に男性の写真(高校生の時と大学生の時とされる)がネット上に公開される・自宅住所を公開される・家族(親)の職場(公立中学校)が公開されるという事態に発展、親にまで非難の電話がかかることで、その仕事を妨害する事態も発生した。この追及が後に「社会的制裁をすでに受けた」として[[未決勾留]]期間を執行猶予期間から差し引くという減刑にもつながっている。
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同事件に際して殺害された猫の追悼サイトから、サイト閲覧者などから寄せられた追悼文等をまとめた書籍が当初、サイト運営者らの[[自費出版]]の形で発売され、後の[[2004年]](平成16年)[[7月]]には全国的に販売された。同書籍の印税などは、動物虐待を防止する運動に利用されているという。
 
「懲役6か月・執行猶予3年」の判決に前後して、男性は両親の住む広島県に引き戻された。なお同男性は上の「探偵ファイル」が判決後に行った「ちゃんとネット謝罪してください」という問いかけに対し、「前向きに考えている」とコメントをしたことが伝えられている<ref>[http://www.tanteifile.com/diary/special/kiji.html 探偵ファイル記事]</ref>、それ以降は実社会・ネットコミュニティ共に沈黙を保っており、近況は不明である。
 
==脚注==