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==ハリウッドサイン==
[[File:ハリウッドサイン.jpg|thumb|夕陽に照らされたハリウッドサイン]]
* ハリウッド地区を象徴するサイン'''HOLLYWOOD'''は世界的に有名である。晴れた日には40~50キロ離れたところからでも見える。このサインは、[[1923年]]に「HOLLYWOODLAND」という不動産会社の広告として、一文字が高さ14m(45フィート)、幅9m(30フィート)もある「HOLLYWOODLAND」という文字に、4000個の電球が取り付けられ、当時の金額で21,000ドルをかけて製作されたものだった
 
* このサインは、[[1923年]]に「HOLLYWOODLAND」という不動産会社の広告として、一文字が高さ14m(45フィート)、幅9m(30フィート)もある「HOLLYWOODLAND」という文字に、4000個の電球が取り付けられ、当時の金額で21,000ドルをかけて製作されたものだった。
* 広告の保守・管理が1939年にやめられたため、長年風雨にさらされ「LAND」の部分が破損、美観を損ねるということで1949年に地元の商工会議所が一般からの寄付を募り、4,000ドルを費やし破損した部分を撤去した。やがて残された部分も傷みがひどくなり、1973年に28,000ドルの寄付を募ることにより全面改修を計画。1978年にはハリウッド・サイン基金 (Hollywood Sign Trust) が設立された。同年ヒューズ・ヘリコプター会社、パシフィック・アウトドア広告会社、ヒース看板会社が共同で元々のサインを解体、同じ場所に鉄骨造りで、現在見ることが出来る「HOLLYWOOD」のサインを建てた
 
* 1978年にはハリウッド・サイン基金 (Hollywood Sign Trust) が設立された。同年ヒューズ・ヘリコプター会社、パシフィック・アウトドア広告会社、ヒース看板会社が共同で元々のサインを解体、同じ場所に鉄骨造りで、現在見ることが出来る「HOLLYWOOD」のサインを建てた。
* サインそのものはロサンゼルス市の管理下にあるが、土地はシカゴを拠点とする地主の私有地である。地主は不動産会社への売却を検討していた。それに対して、保存団体「ザ・トラスタ・フォー・パブリック・ランド」が2010年2月に売却阻止を狙って、買収資金1,250万ドルの募金集めを開始した。募金が目標額に達した場合には、土地を買収した上でロサンゼルス市に移譲し、隣接する公園に組み込む予定。<ref>「映画の都の看板守れ!」『日経産業新聞』2010年4月19日付</ref>
 
===エピソード===
* 最初は「HOLLYWOODLAND」だった。しかし、英女優の[[ペグ・エントウィスル]]が、映画「[[w:Thirteen Women|Thirteen Women]]」の製作決定が取り消しとなったことに悲観し、[[1932年]][[9月18日]]の夜に「HOLLYWOODLAND」の「H」に立てかけてあった作業用の梯子を使い、その上まで登り飛び降り自殺した。その後不吉の原因は「HOLLYWOODLAND」の[[13]]文字にあるとみなされ、「LAND」の4文字が撤去され、現在の9文字になったと言われている。