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'''RBE2'''はフランスの[[タレスグループ|タレス]]が[[ラファール (航空機)|ラファール]]に搭載するために開発した[[Xバンド]]の[[フェーズドアレイレーダー]]である。
動作モードとしては空対空捜索、[[ルックダウン能力|ルックダウン、ショートダウン、ルックアップ]]、探索中追尾(TWS)、ドッグファイト、地形追随回避、[[合成開口レーダー]]などのモードが用意されている。TWSモードでは同時に40目標を探知して8目標を追尾し内4目標と同時交戦が可能である。RBE2はパッシブ式フェーズドアレイレーダであり、同時期に開発されたアクティブ式のものと比べると性能で劣る。また、搭載機のラファールのレドームが小さいため、探知距離が他の4世代戦闘機に比べて短いとされる。そのため、アクティブフェーズドアレイとした'''RBE2-AA'''が開発された。RBE2-AAは850~1000個の[[ヒ化ガリウム|ガリウム砒素(GaAs)]]製半導体送受信モジュールで構成されている。RBE2-AAについては2010年から[[ダッソー_ファルコン_20]]および[[ミラージュ2000 (戦闘機)|ミラージュ2000B]]をテストベッド機として試験が開始され、同年10~12月にラファールCの37号機に搭載してのテストが実施され性能の確認試験が行われた。2012年2012年10月2日生産段階よりRBE2-AAを搭載したラファールが納入された<ref>[http://www.flightglobal.com/news/articles/picture-france-accepts-first-aesa-equipped-rafale-377216/ France accepts first AESA-equipped Rafale]</ref><ref>[http://bmpd.livejournal.com/335612.html Первый серийный Rafale с РЛС с АФАР]</ref>。既存のラファールについての換装は予定されていないが、換装すること自体は容易であるため、将来的には換装が行われる可能性がある。 また、2014年現在ラファール以外の戦闘機にAESAレーダーRBE2を搭載する計画はない(ただしミラージュ2000DがRBE2を試験的に搭載している) <ref>[http://www.ihs.com/events/exhibitions/paris-2013/news/jun-20/aesa-rafales.aspx No AESA refit planned for old Rafales]</ref>。
 
== 参考文献 ==