「クラウディングアウト」の版間の差分

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43行目:
L(Y,r)=M/PをYについて解いた曲線を[[IS-LM分析|LM曲線]]とよび、
 
Y=LM(r)
 
と書く。さて、Yが大きければ大きいほどLは大きくなり、rが大きければ大きいほどLは小さくなる。従ってLM(r)は[[単調増大]]となる。
49行目:
財市場と貨幣市場はIS曲線とLM曲線が交わった所で均衡する([[IS-LM分析]])。したがって
 
LM(r) = (I(r)+G)/(1-c)
 
これを解いて、
 
G = (1-c) LM(r) - I(r)
 
LM(r)は単調増大、I(r)は単調減少だったので、上の式の左辺(1-c) LM(r) - I(r)はrに対し単調増大となる。従って財政支出Gが増大すれば利子率rが上昇する。従ってI(r)の単調減少性より企業の総投資I=I(r)は減少する。