「日野吉夫」の版間の差分

 

小学校を卒業後、働きながら検定試験を受験し、小学校教員の資格を取り故郷の河北町二俣で教師をする。大正14年（1925年）上京し、小学校で教鞭をとりながら[[日本大学]]の夜学に通って同大学高等師範部を卒業する。この間、社会運動に参加するようになり、[[日本独学青年同盟]]、[[全国労農青年同盟]]に参加する。昭和4年（[[1929年]]）郷里に戻り、[[宮城大衆党]]結成に参加する。昭和5年（[[1930年]]）東北の農村の窮乏が一層深刻化すると、農民運動に参加し、日本農民組合連合会、ついで全農県連合会を組織し書記長に選出される。日野は各地の小作争議の指導に当たった。さらに[[社会大衆党]]全国委員となり、昭和12年（[[1937年]]）社会大衆党から仙台市会議員に当選し、昭和20年（[[1945年]]）の終戦まで務めた。

[[Category:宮城県の地方議会議員]]

[[Category:日本の労働運動家]]

[[Category:宮城県出身の人物]]

[[Category:1901年生]]