「MiG-29K (航空機)」の版間の差分

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「{{仮リンク|ジューク (レーダー)|label='''ジューク-ME'''(N-010M Zhuk-ME)|en|Zhuk radar#Zhuk-M (Export Designation Zhuk-ME)}}」は{{仮リンク|ファゾトロン-NIIR|ru|Фазотрон-НИИР}}によって開発された多機能パルスドップラーレーダーであり、ソフトウェアの改良と出力改善によりMiG-29 «9.12»が搭載していたN-010に比べ探知距離が約25%拡大している。また、地形追従モードと新型空対地モードなど、いくつかの新しいモードを備えていた。輸出型の性能は、RCS5㎡程度の目標を120kmから探知でき、10目標同時追尾・4目標同時交戦が可能。目標を追尾できる範囲は探知距離の83~5%である。空対地モードでは、戦車を25kmから、橋を120km、駆逐艦を300kmの距離から探知でき、2目標と同時交戦できる。レーダー重量は220kgで、レーダー平面の直径は624mm。走査角は左右各85度、上56度、下40度である。
 
「{{仮リンク|ジューク (レーダー)|label='''ジューク-AE'''(Zhuk-AE)|en|Zhuk radar#Zhuk-A (Export Designation Zhuk-AE)}}」はファゾトロン-NIIR及びRSK-「MiG」によって開発された[[フェーズドアレイレーダー|アクティブフェーズドアレイレーダー(AESA)]]である。MiG-29K «9.41»、MiG-29KUB «9.47»へ「ジューク-ME」に代わって搭載されるにあたって、改造ができるだけ小規模で済むように近い寸法で設計されている。{{仮リンク|Su-30MKI (航空機)|label=Su-30MKI|en|Sukhoi Su-30MKI}}に搭載されている「{{仮リンク|バルス (レーダー)|label=バルス|en|Bars radar}}」パッシブフェーズドアレイレーダー(PESA)(PESA)を既に運用しているインドは、AESAがMRCAプラットフォームに欠かせないものであるとの認識を示している<ref>Phazotron Zhuk AE AESA Radar</ref> 。いくつかの調査では、これからインドに提供されるMiG-29K «9.41»、MiG-29KUB «9.47»は「ジューク-AE」を搭載した状態で提供されるのではないかとの見解もある<ref>Defunct Humanity: Indian MiG-29K and MiG-29KUB operate from the Russian carrier</ref> 。これはロシア海軍が「ジューク-ME」に代えて「ジューク-AE」を配備していくのかどうかを決めてからでないと明確にならない部分である。
 
MiG-29K «9.41»/MiG-29KUB «9.47»は[[レーダー警報受信機|レーダー警報装置]](RWR)として「SPO-15"ベリョーザ"」を搭載している。その受信機は主翼端と垂直尾翼にあり、全方位をカバーできる。