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'''障害競走'''('''しょうがいきょうそう''')とは、コース上に生垣、竹柵、土塁、水濠などを設けて、そこを飛越しながら速さを争う[[競馬]]の[[競走]]である。障害の飛越の際の落馬の危険性があるが、[[平地競走]]にはない魅力がある。[[日本]]ではジャンプレースとも呼ばれる。
 
障害競走を開催している競馬場は[[東京競馬場]]、[[中山競馬場]]、[[京都競馬場]]、[[阪神競馬場]]、[[福島競馬場]]、[[新潟競馬場]]、[[中京競馬場]]、[[小倉競馬場]]の8つ。この内、福島・新潟・中京は障害専用のコースを持たない為、芝コースに障害物を設置して行われる。[[札幌競馬場]]や[[函館競馬場]]では行なわれない(戦前には行われていた)。また、福島・新潟・中京・小倉の裏開催(第三場としての開催時)にも行われない。かつては[[川崎競馬場]]などの[[地方競馬]]でも障害競走が施行されていたが現在は行われておらず、[[名古屋競馬場]]など一部の地方競馬場には障害コースの名残が見られる。
 
障害競走は、中央競馬では通常1日につき1回、おおむね第4競走に割り当てられている。(11時30分から11時40分頃)特別競走やグレードレースの場合は第9競走または第10競走に割り当てられている。これは、「競走馬は障害の陰を嫌うので日の高いうちに競走を行っている」という説明がなされているが、実際には障害競走は落馬のリスクが高く[[勝馬投票券]]の売上が伸びないため昼休み前に組んだり、特別競走でもメーン競走として組まないのである。(但し、中山グランドジャンプは皐月賞前日のメインレースとして組まれる)
[[1990年代]]には[[重賞]]であっても頭数が少なく、落馬の続出でレース的にも馬券的にも興味をそがれることが良く見られた。そこで[[日本中央競馬会]]でも番組改革に乗り出し、[[1999年]]よりジャンプレースと言う名称へ変更し、
障害競走にも[[グレード制]]を導入するなどの改革を行った。賞金も上がり出走頭数も増えたこと、更に特別イベントとしてレース終了後に騎手が実際にコースを案内するミニツアーなども好評で、一連の改革が成功の兆しを見せている。
 
日本では著名な障害競走として、古くから[[中山大障害]](後に春の大障害は[[中山グランドジャンプ]]へと変更)が行われている。
 
[[イギリス]]などではステープルチェイスとハードルの二つの区分があり、ハードルは障害物が小さく、比較的平地競走に近い障害競走であり、ステープルチェイスは障害物が大きく、正確な障害飛越が求められる障害競走である。ハードルはハードルのチャンピオンレースがあり、ステープルチェイスはステープルチェイスのチャンピオンレースというように、レース体系がハードルとステープルチェイスでは全く異なる。ただ、競走馬はハードルとステープルチェイスを変更したりする。また海外では、生垣や竹柵、水濠のほかにも、空濠やこれらを組み合わせた障害もあり、多種多様な障害が各馬を待ち構えている。なお、[[イギリス]]で最も人気がある[[グランドナショナル]]はこの障害競走である。
 
== 2006年度障害競走グレードレース一覧 ==
*3月11日 J・GII 第8回 [[阪神スプリングジャンプ]]
*4月15日 J・GI 第8回 中山グランドジャンプ
*5月13日 J・GIII 第8回 [[京都ジャンプステークス]]
*6月10日 J・GII 第8回 [[東京ハイジャンプ]]
*7月22日 J・GIII 第8回 [[小倉サマージャンプ]]
*8月19日 J・GIII 第8回 [[新潟ジャンプステークス]]
*9月18日 J・GIII 第8回 [[阪神ジャンプステークス]]
*10月14日 J・GIII 第8回 [[東京オータムジャンプ]]
*11月11日 J・GII 第8回 [[京都ハイジャンプ]]
*12月23日 J・GI 第129回 中山大障害
 
[[Category:競馬|しようがいきようそう]]
[[Category:競馬の競走|*しようがいきようそう]]
 
[[en:Steeplechase]][[nl:Steeple chase]][[de:Hindernislauf]][[da:Steeplechase]]