「飛騨山脈」の版間の差分

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250万年前から現在までのマグマ総噴出量は、1000km<sup>3</sup> 以上。250万年前から150万年前の活動では、成層火山の[[玄武岩]]質単成火山群による大規模[[火砕流]]堆積物により、約900km<sup>3</sup> 。150万年前から80万年前の火成活動の低調な時期には、岩脈・[[花崗岩]]類の貫入があった。80万年前から現在までに、成層火山の中規模火砕流堆積物により約240km<sup>3</sup><ref>及川輝樹・原山智 {{PDFlink|[http://wwwsoc.nii.ac.jp/jepsjmo/cd-rom/2001cd-rom/pdf/jn/jn-p014.pdf 「北アルプスの火山活動様式の変遷と隆起」]}}、2001年。</ref>。
 
また、飛騨山脈は、かつて[[乗鞍火山帯]]に属すると言われたほど[[火山]]が多い。反面、中央アルプス木曽山脈南アルプス赤石山脈には火山はひとつもない。
 
なお、現在の[[火山学]]・[[地質学]]では、地名(山名)を使った○○[[火山帯]]という呼称は用いず、[[太平洋プレート]]あるいは[[フィリピン海プレート]]が[[ユーラシアプレート]]・[[北アメリカプレート]]に沈み込むことにより火山が生ずるという理論に基づき、沈み込み帯のユーラシア大陸側に[[東日本火山帯]]と[[西日本火山帯]]の[[火山フロント]]が帯状に存在するという考え方である。